雑感

ありがたいことに、キンプリファーストコンサートの横アリ公演に入らせてもらった。

 

最初に総括すると、良いコンサートだった。完璧すぎたくらいに。
隙が無さすぎて、フレッシュさが全くない……と感じてしまったけども、それは良い意味かな。


無条件で楽しいコンサートだったので、入れない人がいることがとても悔やまれる…。
私も当初は入れない側の人間だった。応募した分は全滅だった。仕事中に全滅を確認し、「もう降りろってことかもな」と思っていた。ゲンキンな人間なので、担降りすら考えてたのにお誘いいただいてあっさりついていかせてもらったのだった。

 

私のフォロワーはうっすら分かってると思うが、私はキンプリに興味がない。好きになろうとはしたけども、人の感情ってそんな単純ではないらしい。
平野くんのことが好きなので、好きなつもりなので、彼のことは見ていたが、春ごろからグループで出ている雑誌やその座談会など一切知らないと言ってもいい。そして雑誌だけじゃなく歌番組等も、「顔が可愛いな」で消化する毎日が続いた。


前日になっても、あまりドキドキしなかった。違う意味でドキドキはした。何の曲やるだろうと考えた時、Mr.KING時代の曲を「あえて」やらなかったらどうしよう…と思った。俺たちもうキンプリやから。キング時代のファンは成仏してくれや。そんな感じだったらどうしよう……。


いよいよ始まってしまったとき、イスに座って彼らが降りてきたとき、やっぱり私はあんまりテンションが上がらなかった。いや、楽しい。楽しいけども、下の方で子どもが…過疎地域の小学校の児童よりも多い子どもがワラワラやってんのに叫んでしまった。推しメン内村颯太くん、立ち位置確認オッケンティ。


…いやいや子どもも大事だけど、私は平野くんを見にきたんや。あの美貌を見なくてどうするよ。と平野くんを見てもさっぱり現実味がない。健人くんもだけど、1番好きな人は見ても現実感が無いのだ。あと目が悪すぎて(夜盲症の気もある)双眼鏡をのぞいてもあんまり顔が見えなかったりする。平野くん顔がちっさすぎて目が悪い人に優しくない。
イスに乗って降りてくるやつは、双眼鏡のぞいたり、モニター見てみたり、子ども見たりそんな感じだった。


手元にセットリストが無いので、照らし合わせることができない…。というかほぼ何も覚えてない。ので思ったことを書いていく。


・平野くん顔が可愛い。ご機嫌のようで何より。ダンスバキバキだった。なんかトークちゃんとしてた気がする。溢れたところを拾うっていうか。
・廉くんの赤のガウンぽい衣装最高。優勝。あとめっちゃ自分喋るやん。ずっと廉くんの声してたなってくらい喋るやん。
・かいちゃん笑い方がどちゃくそかわいい。アハハハハ!!!
・デレラのバンドアレンジ?最高。あれでジャンプすんのめっちゃええやん。ちょっと緩めのフェスとかでやろう。
・ねえじぐいわなんで喋らんの?喋ってよ!!よく知らんけど近年はあんな感じなん?腐売りとか言われて控えてんの?やったらいいのに。ジャニフワのとき、めっちゃじぐいわ良いなって思ったんだよ。腐売りパフォーマンスとかそれじゃなくて、相互扶助の関係っていうかお互いを補っててシンメ厨は胸を打たれていたのです。あれが見れなかったのが残念。まぁ平野くんしか見てないので見落としてたといったら分からないんだけど……。もし何かに遠慮しているのなら、気にせずやればいいのに、と。
・何が新曲なのか分からない問題。

 


いくつか述べたけど、正直こんなこと書きたくてブログを書いたわけじゃない。言いたいことはひとつだけ。

 

 


ごめん私、Mr.KINGがやっぱり好き

 


思ってしまった。完全に思ってしまった。
序盤に述べた、「KING時代の曲やらなかったらどうしよう」問題は、サマサマキンの登場で、砕け散った。というか、オープニング映像しかり、立ち位置しかり、「KING」「Prince」めちゃくちゃ区別するやん!!??いやもちろん6人でやるパフォーマンスのほうが圧倒的に多いけども、でも、こんなに「KING」と「Prince」を意識させるようにしてくるとは思わなかった。そんなことされたら、期待してしまうじゃないか。骨を拾ってくれるんだって。


デビュー発表があってから、Mr.KING箱推しだった私は、King & Prince箱推しに移行することができず、平野くんの単推しになった。ならざるを得なかった。KINGのことを見ていると、色んなところから「こんな厄介オタクはいらない」と言われてる気がして嫌だった。そうやってKINGを遠ざけているうちに、廉くん、かいちゃんの2人を見ても、昔の3人の写真を見てもとくにトキメクことがなくなっていた。Mr.KINGのファンだった私は、思い出になってしまったと思っていた。


サマサマキンを歌って踊ってる3人は、私が1番見たかった光景だった。ラブとラブでスペシャルハート。これが永遠に続けば良いと思った。


サマキン以外にも、TDBやダンスのとこなど「KING」しかステージにいないところが多々あって、その度に私は「やっぱりKINGが好き」と噛み締めた。


「キンプリ」のデビューコンサートでこんなこと思ってしまうのはダメなのかもしれない。でも思っちゃったんだもの。しょうがないじゃん。きっと他にもいるでしょ。もしかしたら肩身がせまい思いをするかもしれないけど、まぁ一緒の気持ちの人はここにいるよって。

 


終盤の挨拶で、岸くんが言ってたことで、私の気持ちはスッとしたんだけども、まぁ覚えてないんだよね。これからキンプリを作っていきましょうとかそんな感じのことだったと思う。
今、1人しか、3人しか好きじゃない人も受け入れてくれたんだなって思った。そしてこれから好きになってけば良いって。そう言われた気がした。

 


どうでもいいのだが、この公演は私のオタクスタンスというか優先順位が決まる公演だと決意して入った。
……のだが、びっくりすることに入った前後で何も変わらなかった。相変わらずキングが好きだし、子ども見ちゃうし、でも、またコンサート行きたいなって気持ちになった。


良いコンサートだった。ツアーは始まったばかり。私の夏は終わったけども、まだまだ彼らは駆け抜ける。無事に、誰も怪我なく終われば良いなと思う。

 

 

 


以下、バックのジュニアについて

 


あの、織山尚大くんて知ってます?かいちゃんファンなら知ってるでしょう。ブログに書いてたもんね。あのダンスがうまくて服の趣味が合う織山くんです。
この子も横アリにいて、バッキバキにやってたわけですよ。それはもうバッキバキだった。運良く、外周の織山くんが良く見える位置にいたので、ロックオンして見ていたのですけど、凄かったね。SHAKEの織山くん、見ました?見なかった人正直言って損してる。その時キンプリはトロッコで上空を回ってて、私は目が悪いので見るのをやめてジュニアを見てたわけです。顔が可愛くて、ひときわ頭が小さくて、骨自体多分他の子よりも細くて小柄に見えるのが織山くんです。これから入る人で、遠くの自担より近くのジュニアて人がいたら是非見て欲しい…………と言いたいんだけど多分少年忍者の子って地方回らないんだよね……。サマステあるから……。私が悔しいわ。
ダンスアレンジしすぎて原型留めてないのは尊先のかいちゃんに似てると思うし意識してると思う。通じるか分からないけど、マインドは須田亜香里さん。あんなん瞳の中のセンターになるしかない。あんなに「俺を見ろ!!!!」って全身で叫べるの人はなかなかいない。大事にしてほしい。


織山くんの話をしてしまったけど、ジュニアの子たちみんなみんな良かったね。ちゃんと見せ場を作ってくれたのは、キンプリがジュニアのコーナーの大切さをありがたさを知ってたからだよね。きっと。こうやって引き継がれて行くのかあ…ってセクシーのオタクの私は感慨深いものがあったのでした。